1978-02-28 第84回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
○広海説明員 詳しくは存じませんけれども、主として入れる石炭は当面開演炭あるいはなつめそう炭といったようなところだというふうに聞いております。
○広海説明員 詳しくは存じませんけれども、主として入れる石炭は当面開演炭あるいはなつめそう炭といったようなところだというふうに聞いております。
しかも、開演炭は近ごろ灰分が非常に多いということを言っております。私はそういう専門的なことを知らないのです。ただ太沽の港に大きな船が入らぬということはわかります。ということでございまして、これはいまのところ、あなたもおっしゃったのですが、一ぺんに中共に切りかえてしまうということはできないだろうと思います。
ことに開演炭とか撫順炭を、まさか帝国主義をやれと私は言っておるのではない。ただわれわれの先人のとった政策というものは、そういうことをやってみたが結局もとのもくあみに戻ってきた。国内の増産をやらなければならぬというもとへ戻ってきたのですが、今言っておるのは、今までのような帝国主義ではなくて、日本のエネルギーが半数以上も外国に依存しなければならぬという、こういう形態を一体どうするかということです。
この場合、中国産の鉄鉱石、開演炭その他の強粘結炭を、どのくらい輸入し得ると考えておられるか。もう一つは、中国産の製鉄原料とそれ以外の国の製鉄原料と比較して、品質及び価格の関係がどういうふうになっておるか。果してこの方が有利であるかどうかという点であります。
○多賀谷小委員 私質問に入る前に、今の問題に関連して重工業局長並びに石炭局長にお尋ねいたしたいと思いますが、帆足委員の質問は、開らん炭を中国では五十六万トン輸出したいというのに四十万トンになった経緯はどうか、あるいはその中には、商社が一社であって民主的でなかったようにも思われるから、行政指導をよろしくやってもらいたいという質問でありましたが、そういう意味でなくて、開演炭の輸入についてお聞きいたしたいのは
この四割は実は開らん炭を含めましての四割でございまして、メリット計算によりましてアメリカの場合は幾らになる、開演炭の場合は幾らになるというような計算でやるわけであります。
○鈴木説明員 私が参ります前にどういうふうな御質問があったか、私実は存じ上げませんけれども、御質問の開演炭の契約につきましては、日本側から代表が参りましていろいろ折衝しました結果、とりあえず大体四十万トンを輸入するというふうな契約ができたというふうに承知しております。
御質問の中にございました塩の問題、開演炭の問題、この二つは大きな問題でございます。塩につきましては、私が所管している関係もございまして、一応塩の輸入に関連して、日本側から苛性ソーダを輸出するという問題もございます。
○帆足委員 実はこの問題につきましては、すでに欧米局長から前回答弁をいただいておりますのと、現に啓明交易の社長の香川君あたりは、開演炭の問題で中国に参りまして、そして実は旅券をもらいまして、今西ヨーロツパに出かけておるような状況もございますし、南君も中国に入りましたけれ ども、今ウイーンに参つております。また高良さんも、この前中国に入りましたが、再び旅券を下付されました。
そういたしますと、先般も開演炭の輸入を見た場合に、いろいろこつち側からいえば、苦情を言わなければならぬような事態もあつたというようなことであるし、決済の仕方その他配船、いろいろな面で露はあるわけでありますが、こういう隘路を積極的に打開するために、たとえて言えば、業者側も少し旅券をもらつて中共に入つて行くというようなこと、あるいは調査団というふうなものが中共に行ということ、先般も中共の方から中日貿易促進議員連盟
たとえば開演炭にいたしましても、参りましたものの品質が悪いというようなことが新聞に出ておりましたが、これは選炭について十分な打合せができていなかつたことが一つの要因でありまして、それらの打合せができれば、近い開演炭の方がはるかに経済的であるということは自明の理でございます。
或いは又化学肥料とのバーターで五万トンの開演炭を東西交易を通じて入れようとしておる。更に四日の閣僚審議会幹事会では大豆粕の相当量が又バーターで輸入をしようとされておる。こういうふうに考えますると、次々と日本の船が中国向けに行かなければならない。こういう事態が考えられるわけであります。ところが先に申上げましたように、国民政府が中共との貿易を喜ばない。
石炭や鉄鋼価格を引下げようとするならば、政府はいやがつておるけれども、中共貿易を努力したらどうだ、開演炭を入れて来たならばどうだ、あるいは海南島から鉄鉱を持ち込んで来たらどうだ、これらの施策を思い切つてやつてみたらどうだ。そうすれば値下げの引水にもなるでありましよう。これもやらない。
従いまして現在の公定価格がありますのは銑鉄でありますけれども、この銑鉄の公定価格がきめられました時期が、すでにこれは去年の秋初めと考えますが、当時の鉄鉱石は十ドルそこそこ、又輸入します石炭は、当時は先ほどの御説明にありましたように、最も近い国の支那の開演炭が参つておりましたが、これは十一、二ドル見当で来ておつたときの採算から成立つておるわけでありまして、それが御承知のような事情を以ちまして、先ほど鉄鋼局長
○説明員(松尾金藏君) これは米炭と開演炭で換算が少し違うのですが、開らん炭を米炭で換算いたしますと約二百七十万トンくらいの、米炭換算だとこれが八割五分くらいに下ると思います。
○米原委員 開演炭をほかの米炭にかえるということになりますと、たしかコストの点でも二倍以上になると思うのでありますが、そういうときにどういう措置をとられるか。政府の政策によつてそういう犠牲を負わせてどういう措置をとられるか、明らかにしていただきたい。
粘結炭について申し上げますと、通産省は本年度百万トンの開演炭の輸入計画を立てておつたのでありますが、今までに入つたものは四十万トン程度にすぎず、また来年度百万トンの輸入予定は不可能となりまして、満州炭海南島の鉄鉱石の輸入もだめになりますので、通産省の二十六年度の四百万トンの鉄鋼生産計画は根本からくずれ去ることになるばかりでなく、中国向けの輸出禁止によつて、ただちにこれらの原材料の輸入杜絶を来すならば
さらにわれわれは、超粘結炭についても同様なことが言い得るのでありまして、現在の加州炭をいわゆる開演炭にかえることによつて、多くの財源、十四、五億の財源をこの中に発見することもできるのでありまして、かく見てみる場合において、現在の政府の補給金政策というものの中に、私どもは遺憾な点をきわめて多く指摘せざるを得ません。
じくしております英国は、中共承認の問題についても、相当積極的であるように報道せられておるのでありまして、この英国のあつせんによつて、あるいは中共との非公式の貿易ないしは物々交換というような方向が、促進せられることを国民としては要望しておるわけでありますが、聞くところによりますと、現在中共からは非公式に貿易の代表と申しますか、バイヤーと申しますか、来ておるということを聞いておりますし、ラジオ、新聞等にも開演炭